飲食店のホールスタッフやアパレルショップ店員などの接客バイト。お客さんと直接やり取りをするので、商品の善し悪しと並んで、接客をした店員の雰囲気や態度がお店の評価に繋がります。自分が利用客としてお店に行ったとき、店員の接客でいい気持ちになった、逆に不快になったという経験があると思います。それではお客さんに気持ちよく食事や買い物を楽しんでもらうにはどのようなことを心がければいいのでしょうか。
服装の乱れは心の乱れ
まず心がけたいのはきちんとした身なりです。不潔な見た目の店員が運んできた料理を食べたいと思う人はいませんし、だらしない服装の店員がお勧めする服は買いたいと思いませんよね。飲食店なら清潔感のある髪形、制服は毎回洗濯をして襟や裾のボタンはしっかりと締める、アパレルならその店や流行に合った不快感のない恰好をするなど、まずは服装や髪形に気を配りましょう。体臭や口臭のチェックも忘れずに。
挨拶や言葉遣い
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を元気な声でハキハキと言うのは基本中の基本。挨拶や相手と話すときは背筋を伸ばした姿勢と爽やかな笑顔を心がけましょう。相手の目を見続けるのは威圧感を与えるのでいけませんが、適宜目を合わせることは必要です。ため口はもちろんいけませんし、早口にならないよう気をつけて、語尾までしっかりと喋りましょう。また、こちらが一方的にしゃべるのではなく、聞き上手になること念頭に置いてください。
心構え
商品を売るのではなく、お客様の役に立つ、お手伝いをする、ということを意識しましょう。間違っても嘘をついたり無理強いをしたりしてはいけません。優しく爽やかな態度や言葉でお客さんに安心感を抱いてもらい、良い信頼関係を築きましょう。すべてをマニュアル通りにこなすのではなく、老若男女あらゆるお客さんに臨機応変な対応を心がけましょう。自分の取り扱う商品を大切にし、理解して自信をもって相手に提供できるようにしましょう。
まとめ
上に挙げたことの一つ一つは当たり前で些細なことかもしれません。しかしこの当たり前で些細なことを気をつけるだけで接客の印象はグッとよくなり、お店の評価、そしてお客さんの再来店に繋がります。お客さんとのコミュニケーションを第一に考えた接客を常に心がけるようにしましょう。
