アルバイトは若者だけのものじゃない、中高年に人気のバイト

アルバイトと聞くとどうしても若者がはつらつと働いているイメージを持ちがちですが今や中高年がバイトをすることも珍しくありません。コンビニや飲食店などで中高年の店員が働いている光景を目にすることもしばしば。定年をはじめとして理由は人それぞれだと思いますが、高齢化の昨今、中高年のバイトはさらにメジャーなものになっていくことが予想できます。年齢や体力的なものを考えれば、引っ越し作業などの力仕事やパソコンをフルに駆使したプログラミングの仕事などは現実的ではありません。そこで今回は中高年層に人気、定番のアルバイトをいくつか紹介したいと思います。

警備員

病院やオフィス、学校などの施設警備員は中高年男性の定番と言ってもいいでしょう。施設内の見回りや戸締り、受付などが主な仕事です。研修やマニュアルが完備されている警備会社が多く、初心者も安心して仕事を覚えられるのがメリットです。男性を多く採用しているイメージですが、最近では女性が働いている現場も見受けられます。給料が高めに設定されているのも魅力の一つですが、一つの場所でじっとしていることが得意ではない人には向かないかもしれません。

清掃員

清掃員も中高年層の従業者が多い仕事です。若い人たちと一緒に働くのは苦手、一人で黙々と作業するのが好きだという人にはぴったりではないでしょうか。日常生活の一部でもある掃除という仕事は、家事を長年続けてきた主婦ならばてきぱきと作業できることでしょうし、中高年の方でも長く続けやすいものだと思います。丁寧且つ、手際よく作業を進めるのが得意な人、体を動かすのが好きな人に向いています。

工場での軽作業

難しい仕事が少なく、若者から中高年まで様々な年代の方が働いています。業務は商品の検査や仕分け、ラベル貼りや梱包など様々です。休憩時間や終業時間がきちんと決められているのが特徴で、残業も多くありません。人と話す必要がないため作業に集中して取り組みたい人向きの仕事です。

終わりに

中高年層のアルバイトの選択肢が、若者よりも限られてしまうのは仕方のないことです。しかしその中でも自分に合った仕事を見つけ、時には若い環境に合わせながら自分の今までの人生経験を活かして働くことが大切だと思います。