塾講師のあれこれ、事前の勉強はどれくらい必要?

時給が高く肉体労働があまりない塾講師は大学生に人気の高いアルバイトです。しかし実際に生徒に教えられるかわからない、そもそも自分にも苦手教科がある、予習復習はどれくらいすべきかといった不安や疑問を持っている人もいるでしょう。今回はそんな塾講師アルバイトについて色々と調べていきたいと思います。

仕事内容

塾講師の仕事には生徒相手に授業をするほかにもテスト監督や採点、宿題の丸つけなどがあります。授業の形態も個別授業と集団授業があり、これによって教える難易度や負担が変わってくるのです。基本的には集団授業の方が難しく負担も大きいため、設定されている給料も個別授業に比べて高めです。当然のことですが小学生の授業と高校生の授業内容では難易度が変わりますし、だからといって小学生に教えるのは簡単、という話ではありません。また、テスト監督や採点のみの業務を講師としてではなく事務仕事として別にバイトを募集しているところもあるので興味のある方はチェックしてみてください。

設定された給料は自給なのか一コマあたりの金額なのか

塾講師のバイト情報によく書かれているのが、授業一コマあたり○○円という表記です。仮に一コマ一六〇〇円で一回の授業時間が一時間だとします。授業の直前に来て一時間の授業を行い、すぐに帰ったならば実質時給は一六〇〇円となり、割がいいように思えますが実際は授業前と後で予習をしたりプリントなどの準備、ミーティングなどの拘束時間があるので時給はもっと安くなるのです。

教えやすい教科って?

意外と思われるかもしれませんが、初心者であれば五教科のうちでまず数学もしくは英語を選びましょう。この二つは主要教科であるためマニュアルも充実していて自学がやりやすいのです。知識的なことを教え、生徒たち本人に問題を解かせる時間もあるため、余裕もできやすいです。

まとめ

給料が高いからと言って塾講師は楽に稼げる、というものではありません。生徒に教えるためにはまず自分が理解していることが前提ですから、自習に時間を取られることもあるでしょう。しかし同時に塾講師では給料以外にも得られるものがたくさんあるのです。生徒を成長させていく楽しさや達成感はかけがえのないものですし、人前で話すプレゼン能力やコミュニケーションスキルは塾講師以外の場所でも大いに役に立つことでしょう。